【2004年以前のお家におすすめ】外装リフォームの重ね張りとは?

2024.03.15

和歌山県にて外壁サイディング施工・内装リフォームを行っております、BONDS CRAFT WORKS(ボンズクラフトワークス)です。

築20~40年がたったら考えたい外壁リフォーム「重ね張り」。
リーズナブルで、張り替えと同じくらいお家が長持ちします。
これからも長くお家に住むなら、ほかのリフォームに加えて重ね張りも考慮したほうがいいかもしれません。
とくに2004年以前に建てられたお家は、築年数や建材の理由から、張り替えよりも重ね張りが向いているでしょう。

今回は外壁リフォームのひとつ、重ね張りのメリット・デメリットと、向いているお家についてご紹介いたします。
これから外装リフォームをお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 重ね張りとは

重ね張りは、既存の外壁の上から、新しい外壁を張るリフォームです。
モルタル、窯業系サイディングなど、元の外壁の種類を選ばず施工できるのが強みです。
古い外壁を剥がす張り替えと違い、廃材処理費がかからないため、費用を抑えられるメリットがあります。
外壁を重ねることから、必然的に重量が増えるため、使用する外壁は軽量な金属サイディングに限定されます。

■ 重ね張りのメリット・デメリット

メリット ・費用を抑えられる
・工期が短い
・遮音性、断熱性がアップ
デメリット ・重量が増すため、地震にやや弱くなる
・外壁の中を確認できない

・メリット

新しい外壁を上から張るため、古い外壁を剥がす手間(人件費)・廃材処理費がかかりません。そのため、費用が抑えられ、工期も短く済むのが魅力です。
外壁の層が増えるので、遮音性・断熱性がアップし、光熱費を抑えられるでしょう。

・デメリット

軽量な金属サイディングを使用しますが、重量が増すので、地震に弱くなる懸念があります。
また、一部を剥がして外壁内を確認することはありますが、全面は剥がさないため、壁内の劣化を見逃す可能性もあるでしょう。
雨漏りなどによる激しい劣化があれば、張り替えが推奨されます。

■ このような家におすすめ

重ね張りはこのようなお家におすすめです。

・築20~30年がたっている

どの外壁材も、寿命はおよそ30年ほどです。
築20~30年ごろになると、外壁塗装でカバーすることも可能ですが、寿命なので雨漏りが起きやすく、外壁リフォームで30年持つ状態にしたほうが、経済的といえるでしょう。
また、外壁塗装では合わせて外壁のダメージを直しますが、2度目の塗装になると外壁の劣化が進行しているので、補修費用が高くなります。

・外壁がアスベストを含んでいる

1960~2004年に発売された窯業系サイディング、1975~1990年に発売された建材複合金属系サイディングは、一部アスベストを含んでいます。
これらのサイディングを張り替える場合は、アスベスト除去のための費用がかかってしまうため、工事費が高額になるでしょう。
2024年現在だと、このようなサイディングが使用されたお家は、外装リフォームのタイミングに来ています。
建て替え・解体にはいずれ除去しないといけませんが、重ね張りはアスベスト除去が必要ないので、予算がない場合は有効でしょう。

・直貼り工法の家

直貼り工法は、窯業系サイディングをぴったりと合板・透湿性防水シートの上から張る工法です。
1990年代は、施工の簡単な直貼り工法が主流でしたが、のちに外壁内で湿気が溜まりやすく、腐朽によって構造が劣化しやすくなるという欠点が見られるようになりました。
このような直貼り工法の家は、外壁塗装をしても塗膜が剥がれる弊害が見られることから、外壁塗装はおすすめできません。
劣化が激しい場合は張り替えが一番ですが、そうでないなら重ね張りが有効です。

・モルタル外壁の家

モルタルはセメントと砂と水を混ぜて塗る外壁材で、つなぎ目のない仕上がりになるのが特徴です。
しかし、サイディングと違ってモルタルは撤去が難しく、時間がかかります。
劣化が少なく、強度がある場合は重ね張りがおすすめでしょう。

■ 和歌山県でのサイディング施工・リフォームは「BONDS CRAFT WORKS」へ

★ Before → After

BONDS CRAFT WORKS(ボンズクラフトワークス)では、和歌山県有田郡にて主にサイディング施工を承っております。

築20~30年になりましたら、外壁のリフォームとして、ぜひ張り替え・重ね張りをご検討ください。
現在の金属サイディングは、プリント技術が進化し、レンガ調などの意匠性を持たせたものが多いです。
今のお家の雰囲気を壊さず、新しい外壁で耐久性を保たせることができるでしょう。

気になりましたら、以下よりお見積りをお申し付けくださいませ!

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■ まとめ

重ね張りは、元の外壁のダメージが少ない場合や、アスベストなど解体にコストのかかる場合におすすめの外装リフォームです。
遮音性・断熱性もあるため、以前より快適な室内環境になる可能性があります。

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